[海外ニュース]2015.3.1
ウォードVSフロッチ 指令
WBAの選手権委員会は、同団体のスーパーミドル級スーパー王者アンドレ・ウォード(31=米)と、レギュラー王者カール・フロッチ(37=英)の両陣営に対し、統一戦を行うよう指令を出した。
ウォードは12年から13年にかけて肩の故障のためブランクをつくり、13年11月のV6戦を挟んで今度はビジネス上の摩擦が発生。
そのため13年以降は2年間で1試合しかこなしていない。一方のフロッチは昨年5月にジョージ・グローブス(英)を再び退けたが、以後はビッグマッチを希望して待機状態が続いている。3月に内定したフリオ・セサール・チャベス・ジュニア(メキシコ)との試合も自身のケガで流している。こうした不活発状態に痺れをきらしたWBAが対戦を促したわけだ。交渉期限は30日、対戦は120日以内とされているが、両陣営が交渉のテーブルにつくかどうかは疑問視されている。ちなみに両者は11年12月に対戦しており、そのときはウォードが12回判定勝ちを収めている。