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[海外ニュース]2015.2.19

GGG「彼は最強の敵」

ゲンナディ・ゴロフキン
 21日(日本時間22日)にモナコのモンテカルロで行われる世界ミドル級タイトルマッチを3日後に控えた18日、WBAミドル級スーパー王座とWBC暫定王座を保持するGGGことゲンナディ・ゴロフキン(32=カザフスタン/独)と、挑戦者で元WBA暫定王者、現WBC1位のマーティン・マレー(32=英)が揃って会見に臨んだ。
※ゴロフキン対マレーは22日(日)午前6時半からWOWOWメンバーズ・オンデマンドで先行ライブ配信の予定。23日(月)午後9時からWOWOWライブ「エキサイトマッチ」で放送の予定。
マーティン•マレー
 10年8月の戴冠試合を含め13度の世界戦すべてをKOで終わらせているゴロフキンは、「マレーはとても優れたファイターで、今日も強そうに見える。この試合は私にとって最大の試練と考えている。モンテカルロに戻ってくることができて嬉しい。土曜日の夜はすばらしい戦いを約束する」と、リラックスした表情で話した。厳しい戦いが予想されるマレーは、「ゴロフキンは世界でも指折りの偉大なファイターだが、土曜日の夜、私は彼を叩きのめすことになる。この試合に備えて英国で6週間、南アで5週間のトレーニング・キャンプを行った。私にとって最難関の試合だが、準備はできている」と、こちらも揺るぎない自信を感じさせた。戦績は13連続KO防衛を狙うゴロフキンが31戦全勝(28KO)、マレーは31戦29勝(12KO)1敗1分。オッズはゴロフキン有利は変わらないものの、今週に入って14対1から16対1と差が広がっている。