マティセVSプロボドニコフ

　このカードはまだ正式決定ではないが、マティセを擁するゴールデンボーイ・プロモーションズとプロボドニコフ側のバナー・プロモーションズが交渉を続けており、決定間近と伝えられる。この試合に備えプロボドニコフは1日にロサンゼルス入りしており、師事するフレディ・ローチ・トレーナーと最終調整をすることになる。 マティセは12年9月から1年間、WBCの暫定王座を持っていたが、13年9月にダニー・ガルシア(米)に敗れて無冠に戻った。再起後は2連続KO勝ちを収めているが、ダウンを喫するなど内容は安定していない。40戦36勝(34KO)3敗1無効試合。プロボドニコフは13年10月にマイク・アルバラード(米)からWBO王座を奪ったが、昨年6月の初防衛戦でクリス・アルジェリ(米)に僅差の判定負けを喫してベルトを失った。11月の再起戦では元世界王者ホセ・ルイス・カスティージョ(メキシコ)に5回TKO勝ちを収めている。27戦24勝(17KO)3敗。ともに攻撃型のファイターだけに、壮絶な打撃戦が予想される。正式決定の報を待ちたい。