[海外ニュース]2015.1.9
ゴロフキンが会見
ゲンナディ・ゴロフキン
 2月21日にモナコのモンテカルロで元WBA世界ミドル級暫定王者マーティン・マレー(32=英)の挑戦を受ける同級WBAスーパー王者、WBC暫定王者のゲンナディ・ゴロフキン(32=カザフスタン/独)が7日(日本時間8日)、米国カリフォルニア州ロサンゼルスで記者会見に臨んだ。
ゲンナディ・ゴロフキン
 昨年12月中旬からカリフォルニア州ビッグベアでトレーニング・キャンプに入っているゴロフキンだが、今回の会見は試合のための5ヵ所めのPRの場として設けられた。ゴロフキンは「昨年はモンテカルロ、マジソン・スクエア・ガーデン(米国ニューヨーク)、スタブハブ・センター(米国カーソン)で試合をしたうえ、メキシコシティにも行くことができ貴重な体験となった」と話した。今回の挑戦者マレーの最新の試合はリングサイドで観戦しており、「いまはマレー戦に向けて懸命にトレーニングしている。私のキャリアのなかでも最大のチャレンジになると思う」と警戒心を抱いている。コンビを組むアベル・サンチェス・トレーナーも「マレーはフェリックス・シュトルム(独)やセルヒオ・マルチネス(亜)と12ラウンドを戦い切っている強敵。厳しい戦いを覚悟している」と気を引き締めている。13連続KO防衛を狙うゴロフキンは31戦全勝(28KO)、マレーは31戦29勝(13KO)1敗1分。オッズは14対1でゴロフキン有利と出ている。