[前日計量]2014.12.20
バスケスが体重超過で失格
左:トンプソン 右:バスケス
 WBA世界スーパーフェザー級暫定王者ブライアン・バスケス(27=コスタリカ)は19日(日本時間20日)、翌日にメキシコのカンクンで行われるセルヒオ・トンプソン(31=メキシコ)戦に向けた計量に臨んだが、リミットを3ポンド(約1350グラム)超過したため失格。戦いを前にベルトを失った。
左:トンプソン 右:バスケス
 昨年8月の三浦隆司(帝拳)戦に続き2度目の世界挑戦となる地元のトンプソンは129.2ポンド(約58.6キロ)でパスしたが、全裸のバスケスが載った秤は133ポンド(約60.3キロ)を計測した。
計量で眉間にしわを寄せるバスケス
 通常は2時間の猶予が与えられるが、短時間で1キロ以上の減量は危険と判断され、この時点でバスケスは失格、暫定王座を剥奪された。イベントを保護するためバスケスには罰金が科され、そのうえで試合が行われることになる。トンプソンは計量をパスしているため、トンプソンが勝った場合には新暫定王者になる。バスケスは34戦33勝(17KO)1敗、トンプソンは33戦30勝(26KO)3敗。