[海外ニュース]2014.12.7
レミューが31度目のKO
 ミドル級の世界ランカー、デビッド・レミュー(25=カナダ)は6日(日本時間7日)、米国ニューヨークのバークレイズ・センターで元世界ランカーのガブリエル・ロサド(28=米)と対戦、10回1分45秒KO勝ちを収めた。
 手数とパワーで勝るレミューが試合を支配して迎えた終盤、ロサドの左目周辺の腫れが大きくなっていった。これをみたコミッション・ドクターが10回に試合を止めた。ニューヨーク州ではレフェリーのほかにドクターも試合をストップする権限を持っている。勝ったレミューは35戦33勝(31KO)2敗、ロサドは30戦21勝(13KO)9敗。アンダーカードではウェルター級世界ランカー対決、トーマス・ドゥロルメ(プエルトリコ)対ヘンリー・ランディ(米)の10回戦が行われ、ドゥロルメが2対1の判定勝ちを収めた。採点は97対92、96対93で二者がドゥロルメを支持、もうひとりは逆に96対93でランディの勝利としていた。初回に奪ったダウンが効いて勝利をものにしたドゥロルメは23戦22勝(14KO)1敗。NABF北米王座の初防衛に成功するとともに空位になっていたNABO北米王座も手に入れた。ランディは30戦25勝(12KO)4敗1分。