[海外ニュース]2014.11.17
クリチコの次戦は3月か4月
ウラジミール・クリチコ
 WBA、IBF、WBO3団体統一世界ヘビー級王者ウラジミール・クリチコ(38=ウクライナ)の次戦に関し、陣営は来年の3月か4月、ドイツかイギリスでの試合を計画中と明かしている。
※15日に行われたクリチコ対クブラト・プーレフ(33=ブルガリア)の3団体統一世界ヘビー級タイトルマッチは、きょう17日(月)午後9時からWOWOWライブで放送される。
ウラジミール・クリチコ
 20戦全勝(11KO)のIBF指名挑戦者から計4度のダウンを奪って5回KO勝ちを収めたクリチコは、これで06年4月にIBF王座獲得後、17度目の防衛に成功。次戦についてベルナルド・ボンテ・マネージャーは「来年の3月か4月、ドイツかイギリスが有力」と話している。相手に関してはWBC王者バーメイン・スティバーン(ハイチ/カナダ/米)対デオンタイ・ワイルダー(米)の勝者、ブライアン・ジェニングス(米)、今月29日に行われるWBO挑戦者決定戦、タイソン・フューリー(英)対ディレック・チゾラ(ジンバブウェ/英)の勝者が候補として挙がっている。なかでも有力なのがフューリー対チゾラの勝者だと伝えられる。来年3月で39歳になるクリチコだが、どこまで防衛記録を伸ばすのか注目したい。