[海外ニュース]2014.11.15
元王者カバジェロが引退
セレスティノ・カバジェロ
来日経験もあるスーパーバンタム級とフェザー級の元2階級制覇王者セレスティーノ・カバジェロ(38=パナマ)が、引退を表明した。通算戦績は43戦37勝(24KO)6敗。
セレスティノ・カバジェロ
カバジェロは98年にプロデビューし、05年にWBA世界スーパーバンタム級王座を獲得。IBF王者スティーブ・モリター(カナダ)との統一戦で4回TKO勝ちを収めるなど10度の防衛に成功後、フェザー級に転向した。11年10月に2階級制覇を成し遂げ、その2ヵ月後には来日して細野悟(大橋)の挑戦を退けた。しかし、その後は試合枯れが続き、戦わずして王座を失うことになった。この10月にメキシコのロスモチスでアドリアン・エストレージャ(メキシコ)に12回判定負けを喫した試合がラストファイトになった。この試合では4度のダウンを喫すなど、かつての面影はみられなかった。180センチの長身と187センチのリーチを生かしたボクサー・パンチャー型で、世界戦だけでも14戦をこなした。