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[試合結果]2014.9.7

ブローナー&マティセ、ベルト

 6日(日本時間7日)、米国オハイオ州シンシナティで開催されたイベントにはエイドリアン・ブローナー(25=米)、ルーカス・マティセ(31=亜)、アンドレ・ベルト(31=米)という元世界王者3人が出場した。
○エイドリアン・ブローナー(米)
 12回判定(3対0)
×エマヌエル・テイラー(米)

○ルーカス・マティセ(亜)
 2回2分45秒KO
×ロベルト・オルティス(メキシコ)

○アンドレ・ベルト(米)
 10回判定(3対0)
×スティーブ・アップシャー・チャンバース(米)

 ブローナーは2回に左フックでダウンを奪って有利に立ったが、詰め切ることはできず12回をフルに戦うことになった。採点は115対112、116対111(二者)だった。WBAインターナショナル・スーパーライト級王座を獲得したブローナーは31戦29勝(22KO)1敗1無効試合。テイラーは21戦18勝(12KO)3敗。
 マティセは2回にダウンを奪ってオルティスに10カウントを聞かせた。倒れたオルティスが立つタイミングをはかっているうちにカウントが10に達したという後味の悪いKOだった。マティセは40戦36勝(34KO)3敗1無効試合。「カウント9で立ったじゃないか」と憮然とした様子のオルティスは33戦31勝(24KO)1敗1分。
 ベルトは昨年7月にヘスス・ソト・カラス(メキシコ)に12回TKO負けを喫して以来14ヵ月ぶりのリングだったが、ジャッジ三者から99対91の支持を取りつけた。再起を果たしたベルトは32戦29勝(22KO)3敗、3連敗となったチャンバースは29戦24勝(6KO)4敗1分。