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[記者会見]2014.9.3

ホプキンス&コバレフ

セルゲイ・コバレフ
 ライトヘビー級のWBA&IBF王者バーナード・ホプキンス(49=米)と、WBO王者セルゲイ・コバレフ(31=露/米)が2日、米国ペンシルベニア州フィラデルフィアで記者会見に臨んだ。両者は11月8日、米国ニュージャージー州アトランティックシティで統一戦として拳を交えることになっている。
コバレフ戦を観るホプキンス(左から3人目)
 過去にグレン・ジョンソン(ジャマイカ/米)、フェリックス・トリニダード(プエルトリコ)、ケリー・パブリック(米)、タボリス・クラウド(米)など無敗の相手に初黒星をなすりつけた経験を持つホプキンス(65戦55勝32KO6敗2分2無効試合)は「俺は負けたことのない相手と戦うことが好きなんだ。0には嫉妬もあるんだろうね。破った最初の相手ということになるわけで、そうなったら彼らはバージンとは呼ばれなくなる。これまでにも何度かそういうことがあったよ。俺にはそういう巡り合わせがあるんだろうね」と自信を口にした。これに対し26戦25勝(23KO)1分のWBO王者は「この試合は私にとって最も重要かつ興味深いものといえる。子どものころに テレビで見ていた人と戦うなんて考えもしなかった。少しずつ確実にゴールに近づいているよ」と、こちらは18歳年長のライバル王者を前に感慨深そうだった。試合はアトランティックシティのボードウォークホールで行われ、HBOテレビが放送することになっている。コバレフ有利のオッズは変わらないが、ここにきて5対2から9対4にわずかに接近。ホプキンスの勝利には2.5倍、引き分けには28倍の配当がついている。