[公開スパー]2014.7.25
原隆二vs八重樫東
八重樫東
9月5日に最強挑戦者、ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)との決戦を迎える八重樫東と東洋太平洋ミニマム級王者の原隆二によるスパーリングを25日、両選手が所属する大橋ジムが公開した。
松本好二トレーナーと
当初この日は、23日に行われたWBC世界ライトフライ級王者、井上尚弥(大橋)とのスパーリングで、古傷の右目尻をカットしたIBF世界ミニマム級王者、高山勝成(仲里)と八重樫の公開スパーが予定されていたが、高山は大事をとってスパーを回避した。
大橋秀行会長
対戦相手の分析と戦略研究に余念がない大橋秀行会長も「ロマゴンは穴がないなあ」と苦笑いを浮かべた。「言えないけど無くはない」という勝利のカギはどこにあるのかー。
下から攻める八重樫
5ラウンドで行われた原隆二とのこの日の公開スパーリングでは、ボディとアッパーを軸に下からの組み立てを多用した八重樫。アウトボクシングにインファイトとボクシングの引き出しを増やしてきた二階級チャンピオンが世界最高峰をどう攻略するのかー。期待したい。
OPBFミニマム級王者、原隆二
メガファイトまで約7週間となったが、オンとオフの切り替えについて尋ねると「オンの時間はジムにいる時だけ。家に帰れば家事や子育てをしてオフの時間を過ごしている」という八重樫。順調に調整を続けている。