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[試合後会見]2014.7.20

中京の怪物プロ3戦目

名古屋国際会議場
 20日、名古屋国際会議場で行われた「SOUL FIGHTING」のメインイベントでは、プロ3戦目となる高校4冠、中京の怪物・田中恒成(畑中)が、東洋太平洋ミニマム級3位・クリソン・オマヤオ(比)と激突。試合後の両者に話を聞いた。
試合後の両者
 開始直後、ジャブで距離を探りあう両者だったが、前に出た田中の右ストレートが炸裂し、クリソンからダウンを先制。なんとか立ち上がったクリソンに対し、田中が連打を浴びせると、またも右ストレートでダウン。それでも立ち上がったクリソンだったが、ダメージを重くみたレフェリーが試合を止めた。
クリソン・オマヤオ
 控室に戻ったクリソンは田中について「強かった」と言葉少なに語り会場を後にした。
田中恒成(畑中)
 リング上で「4戦目は東洋太平洋タイトル戦しか考えていません」と答えた田中は、「KOは少しだけ意識はしていたが、1Rで倒せるのは想像していなかった。相手のジャブが速かったので、慎重いこうと思っていた。初めてのKO、当たる瞬間まで見えたし、手応えがありました。短い試合だったが、今までのスタイルとは違う、下がらずにプレッシャーをかける事ができた。また、一段上に行けるようにトレーニングしていきたいです」と意気込みを語った。
畑中会長
 同席した畑中清詞会長は、「早いラウンドでというのは意識していたが、早すぎだよね。1Rは様子を見て体を暖めて、2Rからと思っていたが…。テレビ泣かせだな(笑)」と笑顔を見せた。次戦についての質問に畑中会長は「元々、今回の試合も決定戦にするつもりだったが、原隆二(大橋)選手のベルト返上がなかったため、ノンタイトル戦になった。今回の勝利で東洋太平洋ランキング1位になると思うので、やりたいですね」と明かした。