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[当日計量]2014.7.18

テテ、帝里ともにパス

帝里の計量を見守るテテ
 18日、IBF世界スーパーフライ級王座決定戦の当日計量が午前9時、試合会場となる神戸ポートピアホテル・大輪田の間でおこなわれた。
 1位ゾラニ・テテ(26=南ア)は56.0kg、6位の帝里木下(28=千里馬神戸)は56.2 kgでともにスーパーフライ級のリミットの52.1kgから10ポンド(約4.54kg)のリバウンドの規定以内に収まり1回でパスした。   
テテは余裕のポーズ
 当日計量は、IBF(国際ボクシング連盟)がメジャー4団体の中で唯一実施している独自のルールで、健康管理および、体重別競技としてのボクシングの正当性、平等性の面から前日計量をクリアした選手が試合当日の午前中にその階級のリミット体重よりも10ポンド(約4.54kg)以上オーバーしてはならないというもの。
心は決まった
  昨日のにらみ合いから一夜明け、さっぱりとひげを剃って現れた帝里は「僕は紳士ですから」と報道陣の笑いをさそうと「昨夜はウナギと薄切りの肉をレモンと胡椒で食した。いつも4.5kg戻るかどうかなので、当日計量は意識していなかった」と話し、「昨夜は中々寝付けなかったが、(試合の)イメージは出来上がった」と今夜のゴングが待ち遠しそうだった。
一方テテは、足早に計量会場を後にした。
会場にはまだリングがない
 今夜の決戦場となる神戸ポートピアホテル大輪田の間は、座席数1700人で立ち見込みだと2000人収容の壮観な会場。ただいま設営の最中だ。