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[ニュース]2014.7.9

興毅が渡米

亀田興毅in成田空港
 JBC登録選手としての活動は実質的に困難な状態が続いている亀田興毅が9日、亀田家の三男でWBO世界バンタム級王者、亀田和毅の防衛戦に合わせてラスベガス入りするため、成田空港に姿を現し取材に応じた。
 「和毅はいい練習をして準備も出来ているようなので、最高のボクシングが出来るように自信をもってやってもらいたい」と移籍騒動の真っ只中で迎える大舞台、ラスベガスでの大一番を後押した。一方で、興毅は12日に和毅が迎える挑戦者でランキング1位のプンルアン・ソーシンユー(タイ)に話が及ぶと「タフだし簡単に勝たせてくれる相手ではない」と警戒心を強めた。
和毅戦は12日
 「移籍に関してはJBCの決定を待つのみ」と話した興毅。帰国後すぐに結果がわかる。
 自身の近況報告として「スーパーフライ級でいつでも戦えるように、体重もバンタム級のときよりも2キロほど軽めの57キロから58キロでキープしている。今の状況をプラスに受け止め、ボクシングの試合展開や対戦相手の動きをイメージして練習するなど、ボクシングを考え直している。新しい発見もある」と、騒動の影響が練習にも出ているとしながらも、国内のリングに上がる日を心待ちにした。
 全米で放送予定の和毅の一戦は、動画配信サイト NetYouLandで15日から1000円で配信される。「国内でのテレビ放送はないが、ネットでペイパービュー配信されるので、初の試みだけど楽しみ」と、興毅は新たなボクシングビジネスチャンスも模索している。