[公開練習]2014.7.8
石田「絶対取ります」
石田匠 公開練習
8月11日に後楽園ホールで日本スーパーフライ級タイトル戦 王者、戸部洋平(三迫)に挑戦する同級1位の石田匠(23=井岡)が8日、大阪市内の井岡ジムで練習を公開した。少数精鋭で知られる井岡ジムの中にあって第4の男として着実に実績を積んできた石田は、タイトル初挑戦を前に「絶対取ります」と意気込んだ。
仕上がりに自信
試合が決まってから2度目の疲れのピークを迎えている石田はこの日、同門の元世界ニ階級王者、井岡一翔(25)を相手に3Rのスパーリングと5Rのサンドバック打ちを披露したが、軽めの調整で練習を切り上げた。
石田匠(23=井岡)
練習後会見に臨んだ石田は「待ちに待ったタイトル戦なのでホンマに楽しみです。早く試合がしたいですね。小6から一翔君に憧れて背中を追いかけてきました。今日もこうやって公開練習のパートナーを勤めてくれて感謝です」と、目標としている井岡に感謝した。
チャンピオン戸部の印象を聞かれた石田は「スピードもスタミナも僕の方が上だと思う。敵地やけどタイトル戦っていうモチベーションで全く気にならない」と気合の入ったコメントを残した。
チャンピオン戸部の印象を聞かれた石田は「スピードもスタミナも僕の方が上だと思う。敵地やけどタイトル戦っていうモチベーションで全く気にならない」と気合の入ったコメントを残した。
左:パートナー井岡一翔
練習パートナーをつとめた井岡一翔は「今回の試合に向けては今日が初のパートナーです。相変わらずやりにくいですね」と弟分の仕上がりに太鼓判を押した。
井岡一法会長
練習を見守った井岡一法会長は「ここまで160Rのスパーをこなしてきた。スタミナも全く問題ない。ここ2戦、心の方も出来上がってきたし良いタイミングでチャンスがきたと思う。必ず取って次につなげたいな」と意気込みを語り「当日は地元からバス4台で応援も駆けつけることになっている。石田には帰りのバスの中がお通夜みたいにならんように気合を入れるように言ってある」と笑いを誘い会見を終えた。