[ニュース]2014.6.25
元日本ランク2位の泉が引退
茂野会長と泉
 一時は日本スーパーフェザー級2位まで登りつめた泉圭依知(31=18鴻巣)が、24日付けの所属ジムのブログで引退を表明した。タイトルには恵まれなかったが、打たれても打たれても前に出るそのファイトは、間違いなく記憶に残る選手だった。
高畑戦がラストマッチに
 泉のデビューは2005年12月。A級昇格後は勝ち負けを繰り返す選手だったが、12年9月の元日本フェザー級王者、梅津宏治(ワタナベ)を破った頃からめきめきと頭角を現すと、昨年の最強後楽園決勝で敗れたものの、持ち前の粘りのボクシングで現日本同級王者の内藤律樹(E&Jカシアス)を最後まで苦しめた。今年4月の再起戦で高畑里望(ドリーム)に敗れランキング外となり、9年の現役生活に別れを告げた。通算戦績は20戦13勝(4KO)7敗。
お疲れさまでした!
 今後は介護福祉の仕事を続けながら、ジムで後進の指導にあたるという。