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[キャンプ情報]2014.6.3

帝里が淡路島でキャンプ

キャンプ地淡路島
 7月18日、神戸市内のポートピアホテルで開催されるIBF世界スーパーフライ級王座決定戦で同級1位のゾラニ・テテ(南ア)と拳を交える同級3位の帝里木下(28=千里馬)が3日、兵庫県の淡路島でキャンプを公開した。
 帝里は、サウスポー対策として六島ジムの世界戦2度の経験を持つ日本フライ級10位・向井寛史(28)と日本スーパーウェルター級王者・細川貴之(29)を迎え対策を練る。
帝里木下
 「ここでのキャンプは3度目の日本タイトル防衛からお世話になっています。日常から離れて自然の中でやれるので息抜きの要素のありますね」とリラックスした様子で語った帝里は「試合に向けて下半身を強化するのが目的です。試合も後半がカギになると思うので」と自身初の世界挑戦に向けプランの一部を口にした。
左:向井 右:細川
 練習パートナーを務める向井は「僕も8月くらいに試合が決まりそうなので良い機会をいただいたと思っています。帝里選手の世界戦に少しでも役に立てればいいですね」と、同じ関西で活躍するライバルの世界挑戦をバックアップする。
 同じく8月10日に大阪で初防衛戦が決まっている細川は「試合が近いし、良いタイミングで会長に行ってこいと言われたのでしっかり練習したいと思います」と笑顔で語った。
千里馬啓徳会長
 会見同席した千里馬啓徳会長は「サウスポーの日本チャンピオン細川選手と世界ランカーの向井選手が一緒に練習してくれることになってよかったと思う。サウスポー対策をしっかりやって試合につなげていきたいな」と目を輝かせた。
坂道ダッシュ
 あいにくの雨模様となったキャンプ地だが、練習を開始した帝里たちは、元気良くサッカーで体をほぐすと、初日は芝生の傾斜地で坂道ダッシュを繰り返し下半身強化に努めた。