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[前日計量]2014.5.30

ドネア、石本ら無事にパス

ドネアvsベチェカのface to face
 明日31日に中国特別行政区マカオのベネチアン・リゾート、コタイ・アリーナで行われるWBA世界フェザー級タイトルマッチ、スーパー王者シンピゥエ・ベチェカ(33=南ア)と、5階級制覇に挑むノニト・ドネア(31=比/米)らの計量が30日、同ホテルの会場で行われた。
※ベチェカ対ドネアは31日(土)午後11時からWOWOWメンバーズ・オンデマンドで先行ライブ配信の予定。また、6月2日(月)午後8時からWOWOW「エキサイトマッチ」でも放送予定。
ウォータースとダルチニャン
 ホテルのカジノに隣接するバーで行われた計量はアンダーカードの第1試合から順に行われた。第3試合に出場予定の石本康隆(帝拳)の対戦相手、クリス・アバロス(米)の到着が遅れるなど順序入れ替わりはあったが、特に混乱もなく順調に行われた。第6試合で行われるIBF世界フェザー級タイトル戦は王者イフゲニー・グラドビッチ(露/米)、挑戦者のアレクサンドル・ミスキルチアン(ベルギー)ともに125.5ポンド(約56.9キロ)でパス。セミファイナルで行われるWBA世界フェザー級タイトルマッチは、レギュラー王者ニコラス・ウォータース(ジャマイカ)が125.5ポンド(約56.9キロ)、飛び級の3階級制覇を狙う挑戦者ビック・ダルチニャン(アルメニア/米)は125.8ポンド(約57.0キロ)だった。メインのWBA世界フェザー級の“スーパー”タイトルマッチは、王者ベチェカが125.5ポンド(約56.9キロ)、史上7人目の5階級制覇を狙う挑戦者ドネアがリミットちょうどの126ポンド(約57.1キロ)でパスした。ドネアは「この試合を含めて負けられない試合が続くが、ベチェカは楽な相手ではないけれどスピード、パワーの見られるいい戦いになると思う」と意気込みを語った。
右の石本も気合十分
 また、対戦相手の到着が遅れて最後に計量を行った石本は121.8ポンド(約55.2キロ)、アバロスは121.5ポンド(約55.1キロ)だった。この試合はIBF世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦として行われる。石本は「相手が遅刻してきてイライラしたが、無事に計量が終わってホッとした。あとはご飯を食べて、飲んで、相手を殴るだけ」と明日のゴングを待ちきれない様子だった。