[一夜明け会見]2014.5.23
第二子に捧げた勝利
プロ第4戦は6回KO勝ち
22日に「地元みたいな場所」と評す京都での凱旋試合に勝利した村田諒太(28=三迫)が、翌朝、京都市内の日航プリンスホテルで一夜明けての会見に臨んだ。
三迫会長、浜田代表と
ラスベガスで練習してきたファイタースタイルの成果を存分に発揮した試合だった。所属先の三迫貴志会長は「相手のネリオは頭も低いし、やりにくかったと思う。そこにジャブを突いて、成長姿をみなさんにお見せできたと思う」と称えると、帝拳ジムの浜田剛史代表も「試合前からKOしづらいと分かっていた選手に、ボディから計画的に攻められた。なんでもかんでも一生懸命ではなく、スタミナを使っていいところと使わなくてもいいところを見極める力もついているし、1試合ごとに着実。いや、それ以上の成長を見られている」と絶賛した。
浜田代表も満足の内容
当の村田も、このプロ第4戦の6回KO勝ちが満足そうだ。
「相手の頭がぶつかったときに崩れなかったのは、プロの水に慣れてきた証拠だと思っています。パンチが映えるのは長い距離。右ストレートの距離です。そこはリスクがあるので、隙をいかにつくらないかを考えたい。それと、出入りの“入り”はよかったけど“出る”をもっと考えてもよかった」(村田)
今、一番したいことは「マッサージ」とのこと。昨夜は試合後もたくさんの知人から連絡があったそうだ。「普段から連絡を取り合わなくても、こうして集まれる人は、絆でつながっている仲間だと思っています」。
ダブルの喜び
また、今月6日には第二子となる長女・佳織ちゃんを授かった。村田は少しずつ、ボクサーとしてだけではなく、一家の主としてもサクセスストーリーを大きなものにしている。
なお、瞬間最高率は関東で9.1%、関西で9.3%、平均視聴率はともに6.3%だった。
なお、瞬間最高率は関東で9.1%、関西で9.3%、平均視聴率はともに6.3%だった。