[ニュース]2014.5.20
順調に調整続ける石本
石本 康隆
31日に中国特別行政区マカオでクリス・アバロス(24=米)とのIBF世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦に臨む石本康隆(32=帝拳)が、順調に調整を続けている。石本は今回の大一番に向け4月25日から5月16日まで3週間、米国ロサンゼルスでスパーリング中心のトレーニングを行い、帰国後も高いモチベーションを持ってジムワークに励んでいる。
同僚の世界王者、三浦と
石本はロサンゼルスではルディ・エルナンデス・トレーナーに師事。3週間で77ラウンドのスパーリングをこなしたという。多い日は相手を変えて一日に10ラウンドを行い、確かな手応えを得た様子だ。「アバロスは前に出て来るので、打ち合うところは打ち合い、足をつかうところは足をつかうなどして対応し、そのなかでどうポイントを奪うかが大事になる」と石本は話す。25戦23勝(17KO)のアバロスに勝てばIBF王者キコ・マルチネス(スペイン)への挑戦権を手に入れることになるが、「アバロスは簡単に突破できる相手ではないので、まだ先が見えない。一戦必勝、世界戦のつもりで戦う」と、この試合にかけている。このあともジムワークで調整を続け、27日にマカオに向けて出発する予定だ。
世界戦のつもりで戦う