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[予備検診]2014.5.5

リーチ差9cm

リーチ差9cm
 決戦を2日後に控えたIBF世界フライ級王者、アムナット・ルエンロエン(34=タイ)と挑戦者の井岡一翔(25=井岡)が5日、大阪市内の多根総合病院で予備検診に臨んだ。来日以来、報道陣の前では笑顔を絶やすことがない王者アムナットと6年ぶりに対面した挑戦者の井岡はフライ級仕様に仕上げた体に自信を深めている。
落ち着いた両者
◾︎検診結果
王者:アムナット・ルエンロエン
身長:163.6cm
首周:34cm
胸囲:85.2cm
リーチ:177.cm
血圧:123/67mm/Hg
脈拍:62/min
体温:36.7℃

◾︎検診結果
挑戦者:井岡一翔
身長:165.2cm
首周:34.6cm
胸囲:87.4cm
リーチ:168.4cm
血圧:117/84mm/Hg
脈拍:36min
体温:36.2℃
井岡陣営
 検診を終えた井岡は「ここまで順調にきていると思います。体重も問題ありませんし、フライ級の体にシッカリ仕上がった」と自信をみせた。リーチ差9cmと聞いた井岡は「相手はリーチが長いのもわかっていたし対策も練習も充分積んできたので全く問題ありません」とリーチ差のハンデにも意に介さない様子で語った。6年ぶりの対面には「とくに6年前と変わらないですよ」と笑顔をみせ会見を終えた。
ダイヤが光る王者
 アマチュア時代に井岡から勝利をあげている王者アムナットは、再会した一翔に「6年前と変わらないよ、結果も6年前と一緒になるんじゃないかな。リングに上がって私のボクシングを楽しんでほしい」と笑顔で語り「自信は100%ある。日本にきてからずっとリミットを維持できているし、日本のお米はうまい」と順調な調整をアピールして会見場を後にした。