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[ニュース]2014.4.25

林、日本王座に意欲

林 徹磨
 24日、後楽園ホールで開催された「ザ・グレイテストボクシング」のメインに日本フライ級4位、OPBF東洋太平洋同級3位の林徹磨(26=セレス)が登場。WBO、IBFの地域タイトル挑戦経験を持つ、サウスポーのサムラーンサック・シンマナサック(30=タイ)を2Rに連打で倒すとそのまま優勢に試合を進め、最後は4R、レフェリーストップによるTKOで完勝。2度目の日本王座挑戦に弾みをつけた。
元タイ国王者に完勝
 昨年12月に結婚し、6月には子供が生まれるという林は、「家庭ができて落ち着きました。ボクシングに集中できる」と語り、「挑戦が決まればやりたい」と日本フライ級王者、村中優(フラッシュ赤羽)への挑戦に意欲を見せた。セレス小林会長も「体も大きなり、フライ級で残された時間は少ない。今日のように息切れもせずキレの良いボクシングなら問題はない」と期待を込めた。
結婚して大人になったと林
 またこの日の前座では、5月で37歳定年となる海老根範充(国際)が日本ウェルター級8位の糸山良太(角海老宝石)と対戦し、最後のリングに立ったが、結果は糸山の3R偶然のバッティングによる負傷でドロー。完全燃焼とはいかなかったが、気迫のファイトで最後は拍手で送られ、プロ12年の現役生活に別れを告げた。
感謝を述べた海老根