ボクシングモバイルニュース
[ニュース]2009.12.20

大毅、2月に世界再挑戦!

拡大写真
 今年10月、WBA世界フライ級王者デンカオセーン・カオウィチット(タイ)に挑み、フルラウンドの打撃戦を展開するも判定2‐0で惜敗を喫した亀田大毅(亀田)。その一ヶ月後、兄・興毅は“宿命のライバル”内藤大助(宮田)に挑み、WBA世界ライトフライ級王座に続き、2階級制覇となるWBC世界フライ級王座を奪取。
 この快挙にこれ以上無い刺激を受けた大毅に再び世界挑戦のチャンス、デンカオセーンと異例のダイレクトリマッチが正式決定した。
 大毅VSデンカオセーン“最後の決着戦”は、2010年2月7日(日)、神戸ワールド記念ホールで開催。デンカオセーンへのダイレクトリマッチが決定した大毅は19日、都内・亀田ジムで世界奪取に向け会見を行った。
拡大写真
 会見に先立ち、亀田ジム五十嵐会長が大毅に「来年2月7日が最後の決着戦になる。興毅に続き、兄弟王者を目指して貰いたい!!」とエールを送った。
 その後、大毅へデンカオセーン戦に向けての質疑応答となった。まず前戦を振り返って大毅は「正直真面目になりすぎた。勿体無かったな。試合が終わってもう1回戦いたいと思った。世界を獲れる位置にいると感じたし、あの試合に関しては勿体無い。今更後悔はしていないが全体的に勿体無かった。次、キチンとやりますわ!!」と反省の弁も、再戦に勝利を確信。さらにダイレクトリマッチへの覚悟について大毅は「これが(世界挑戦は)最後と思っている。その覚悟で挑む。お兄ちゃんが良い試合をしてくれた。あの試合に負けないようにしないと。俺が世界王者になったら3人なるから。あとは俺だけ。王者になる為に生まれてきた」と決意を語り、自分が世界王者になれば兄弟3人が確実に世界王者になると宣言した。
 2月の挑戦まで如何に気持ちを高めるかと聞かれた大毅は「世界に挑む上で、多少は荒々しく無いと。挑戦者は我武者羅に行かないといけないと思ってる。2月までに荒々しい部分と我武者羅に行く部分をミックスさせて高めて行ければ」とコメント。
 最後に大毅はファンに向け「今年、俺は負けて終わりますが、来年は早々に兄弟で世界王者になります。亀田家は今、乗りに乗ってるから、この波に乗って行きたい。2月7日は応援お願いします!!」と興毅との兄弟王者になる事を約束し会見を締め括った。
 ダイレクトリマッチによるデンカオセーン戦が実現した大毅。2010年2月7日(日)、神戸の地で亀田大毅が日本史上初となる兄弟同時世界王者を目指す!!

■WBA世界フライ級タイトルマッチ12回戦
王者デンカオセーン・カオウィチット(タイ)VS挑戦者・亀田大毅(亀田)
■日時:2010年2月7日(日)
■会場:神戸ワールド記念ホール
■お問合せ:亀田プロモーションTEL.03-5671-1333