一番の仕上がり

　練習前に会見を開いた大場は「今までのプロ生活で一番の仕上がりだと思います。今回の練習はスパーリングも50Rほどで、ミットやサンドバックでトータル的に仕上げたんですけど、うまく調整出来たと思っています。」と時折笑顔を見せながら語ると「あと900gオーバーなので順調にきています」とウェイトの心配もなく「世界への大事な試合、あとはリングに上がるだけです」と目を輝かせて練習に向かった。

　担当トレーナーの江藤日出典会長代行は「毎試合一番の練習をしてきていると思っていますし、今回は特に大場の仕上がりには満足しています」と愛弟子の出来に太鼓判を押すと「勝つ自信はあります。正直今回は練習前に6/4で勝てないかなと思っていましたが、試合4日前の今は7/3でうちが勝つと思っています」と自信を見せた。

　練習を開始した大場はサウナスーツに身を包み入念なウォームアップをするとサウナルームへ移動し20分ほどシャドーを敢行。その後2Rのミット打ちで練習を終えた。