[試合後会見]2014.3.31
課題が見つかった
防衛なったか?
30日、大阪市内のIMPホールでOPBF女子スーパーフライ級タイトルマッチが行われた。王者・川西友子(27=大阪帝拳)が同級2位のジョプジャン・シットサイトーン(タイ)を迎えて行われたこの試合。王者は格の違いを見せつけることはできたのかー?
防衛、成る
試合開始早々、体格差とスピードの違いは歴然だった。リーチ、身長、スピード、全てにおいて優位に立つ王者・川西だが、ジョプジャンは体も小さく的も絞りにくかったのか、的確なヒットが出来ず判定までもつれた。フルマークの完全勝利という形になったが課題の残る試合結果となった。
防衛成功
2度目の防衛に成功し笑顔で控え室に戻った川西だが開口一番「いやー本当にダメです。1個出来るとほかを1個忘れてしまっていて。課題の残る試合をしてしまいました」と反省の弁が口をついた。「これからまたダメなところはなおして、いいところが伸ばせるように練習頑張ります」と明るく前向きに会見を終えた。
吉井寛会長
会見に同席した吉井寛会長は「相手が予想以上に頑丈やったな、こっちが壊れてしまいそうやったわ。まあ、どんな形でも勝ってくれたことはええこと。これから先のことは考えるけど、世界を後押しできるようにやります」と次戦は世界戦の可能性を示唆した。
頑丈な挑戦者
一方、一度も王者にクリーンヒット出来ずに終わった挑戦者のジョプジャンは「身長が高すぎた、全然届かなかった。王者のパンチは強いとは思わなかったけど。こちらのパンチがあたらないのでどうにもならなかった」とサバサバした表情で会場を後にした。