[ニュース]2009.12.19
長谷川、V10防衛成功!
18日、神戸ワールド記念ホールで開催されたWBC世界バンタム級タイトルマッチ、王者・長谷川穂積(真正)10度目の防衛戦。立ち上がりこそ、挑戦者アルバロ・ペレス(ニカラグア)が積極的に左ストレートを軸に攻撃を仕掛けるが、長谷川は王者の貫禄で冷静にペレスの動きを見極め、4Rに左ストレートでペレスの膝を揺らした。長谷川はここで電光石化の左ショートフック2連打でペレスの顎を捉えると、ペレスは崩れ落ちダウン。
長谷川が4R2分38秒KOでペレスを打ち砕き、5連続KO、10度目の防衛に成功した。
長谷川が4R2分38秒KOでペレスを打ち砕き、5連続KO、10度目の防衛に成功した。
リング上のインタビューで長谷川は「最近、早いラウンドでクレームが多かったんですが、今回4Rまで行った事でクレームは来ないだろうと考えながらやっていました」と余裕のコメント。さらに10度目の防衛戦については「自分としてはプレッシャーにならないよう、通過点と考え挑みました。ペレスは非常にパンチがありました。大振りだとは思ったが、大降りが遅れて来る事もあり戦い難かった」と試合を振り返った。
また、観戦していた闘病中の母・裕美子さんに長谷川は「これでまたボクシングが出来ます。俺の試合を楽しみにして過してくれたら嬉しい」と語り、「こうしてKOで勝てたのも皆さんの支えがあってのもの。真正ジムの絆、家族、ファンの力があってのKOです」とファンに感謝の述べ、リングを後にした。
“冠鷲”具志堅用高の13度連続防衛に続き、日本人史上2人目の2桁防衛となる10連続防衛に成功した長谷川穂積。“日本の切り札”長谷川のこれから目指す先は果たして…。
また、観戦していた闘病中の母・裕美子さんに長谷川は「これでまたボクシングが出来ます。俺の試合を楽しみにして過してくれたら嬉しい」と語り、「こうしてKOで勝てたのも皆さんの支えがあってのもの。真正ジムの絆、家族、ファンの力があってのKOです」とファンに感謝の述べ、リングを後にした。
“冠鷲”具志堅用高の13度連続防衛に続き、日本人史上2人目の2桁防衛となる10連続防衛に成功した長谷川穂積。“日本の切り札”長谷川のこれから目指す先は果たして…。