[ニュース]2014.2.17
12Rのスパーで好調アピール
河野のスパーリング
WBA世界スーパーフライ級王座への返り咲きを狙う同級2位の河野公平(33=ワタナベ)が17日、所属ジムで12Rのスパーリングを行った。
河野は昨年5月の初防衛戦で、リボリオ・ソリス(ベネズエラ)に僅差判定で破れ王座から陥落。そのソリスは12月の亀田大毅(亀田)とのWBA・IBF王座統一戦で計量失格を犯し、大毅には勝ったものの王座は剥奪された。図らずも大晦日の試合が世界前哨戦となった河野は、タイ人選手を3R・TKOで仕留め、3月26日に後楽園ホールで行われる現同級1位(暫定王者)、 元WBA世界フライ級王者のデンカオセーン・カオウィチット(37=タイ)との世界戦に向け弾みをつけた。
河野は昨年5月の初防衛戦で、リボリオ・ソリス(ベネズエラ)に僅差判定で破れ王座から陥落。そのソリスは12月の亀田大毅(亀田)とのWBA・IBF王座統一戦で計量失格を犯し、大毅には勝ったものの王座は剥奪された。図らずも大晦日の試合が世界前哨戦となった河野は、タイ人選手を3R・TKOで仕留め、3月26日に後楽園ホールで行われる現同級1位(暫定王者)、 元WBA世界フライ級王者のデンカオセーン・カオウィチット(37=タイ)との世界戦に向け弾みをつけた。
体重は54kg近辺と問題なし
この時期にしてはかなり絞り込まれた体で姿を現した河野は、技術的な課題がまだ多いとしたものの、今年の新人王を狙う20代前半の若手選手2人を含めた4回戦選手3人と4Rずつ、計12Rのスパーを立て続けに行った。
終始ワンツー、ボディ、フックの手数で押しきるなどスタミナに不安はなく、左アッパー、右クロスもきれいに決まっていた。
右の感触が良くなってきた
年明けからすぐに練習を再開させた33歳の河野だけに、疲労の蓄積が気になるところだが、「スパーをやった次の日は体を休め、オーバーワークにならないように心がけている。調子は良いですよ」と懸念を払拭。これからさらにペースを上げ、追い込んで行きたいと話した。
ソリス戦の悪夢から10ヶ月、再び巡ってきたチャンスに向け、河野の準備は整いつつある。