[動画・発表会見]2014.1.22
河野は持っている
カレーの日にカレーを喰らう
東京・五反田の『ワタナベボクシングビル』地下1階にある飲食店にて、22日、元世界王者同士によるWBA世界スーパーフライ級王座決定戦、1位で暫定王者のデンカオセーン・カオウィチット(37=タイ)と2位・河野公平(33=ワタナベ)の発表会見が行われた。試合は3月26日の後楽園ホールで行われる。
森田氏・高橋T・河野・渡辺会長
席上にはJBCの森田健事務局長、渡辺均・ワタナベジム会長、河野と高橋智明トレーナーが姿を見せた。
最初に挨拶をしたのは森田事務局長。
「河野選手はデビューから13年。私も何度か審判をやりましたが、日本王座、東洋大平洋王座で何度もタイトルマッチをできることに、会長に感謝してください」と語り、テレビ中継を引き受けたテレビ東京への感謝も述べた上で「相手選手もいたら“両方頑張れ”と言わざるを得ませんが、やるからには勝ってもらいたいです」と激励した。
最初に挨拶をしたのは森田事務局長。
「河野選手はデビューから13年。私も何度か審判をやりましたが、日本王座、東洋大平洋王座で何度もタイトルマッチをできることに、会長に感謝してください」と語り、テレビ中継を引き受けたテレビ東京への感謝も述べた上で「相手選手もいたら“両方頑張れ”と言わざるを得ませんが、やるからには勝ってもらいたいです」と激励した。
河野、2012年大晦日に世界王座獲得
渡辺均会長より、今回の世界王座決定戦の開催までの経緯の説明があった。
「大晦日の時点では正式な契約書がありませんでしたが、WBAの公式サイトに掲載されたのが、事実上の発表になりました。河野は4度目の挑戦。内山(高志)のようなエリートではなく、生え抜きで頑張っている選手なのでチャンスをつくってきた。33歳という年齢はボクサーとして若くはありませんが、酒を一滴も飲まない生活管理などが、今も勇猛に戦える秘訣だと思います。作戦を十分に練って、後半にKOすることを理想にします」
「大晦日の時点では正式な契約書がありませんでしたが、WBAの公式サイトに掲載されたのが、事実上の発表になりました。河野は4度目の挑戦。内山(高志)のようなエリートではなく、生え抜きで頑張っている選手なのでチャンスをつくってきた。33歳という年齢はボクサーとして若くはありませんが、酒を一滴も飲まない生活管理などが、今も勇猛に戦える秘訣だと思います。作戦を十分に練って、後半にKOすることを理想にします」
ソリスが王座奪取
続いて河野本人がマイクを取る。
「これは大晦日の試合直前に決まった試合でした。勝ってから一気に気持ちが入り、正月から走っています。今までの人生で、世界チャンピオンほど幸せなものはなかった。だから負けた時は悔しくて仕方ありませんでした。何が何でも返り咲きます」
デンカオセーンについては「パンチが重い上に経験豊富なのでクリンチワークなども巧い」と強敵であることを自覚していた。
「これは大晦日の試合直前に決まった試合でした。勝ってから一気に気持ちが入り、正月から走っています。今までの人生で、世界チャンピオンほど幸せなものはなかった。だから負けた時は悔しくて仕方ありませんでした。何が何でも返り咲きます」
デンカオセーンについては「パンチが重い上に経験豊富なのでクリンチワークなども巧い」と強敵であることを自覚していた。
大毅戦で計量失格、ソリス王座剥奪
高橋トレーナーは「前王者のリボリオ・ソリス選手(ベネズエラ)が体重オーバーの上に勝ってしまった。それが理由でまたチャンスが来るなんて河野は持っていますね」と感慨深そうに語り、席上で河野に「勝つぞ!」と発破をかけた。
2013年大晦日に河野が再起成功