[動画・調印式]2013.12.4
ソーサに勝つだけ!
会見の模様
今週6日(金)、東京・両国国技館で開催される好カード揃いのダイヤモンドグローブスペシャルで、そのメインを飾るWBC世界フライ級タイトルマッチ、王者の八重樫東(30=大橋)対同級1位のエドガル・ソーサ(34=メキシコ)の会見および調印式が4日、都内のホテルで行われた。
グローブチェック
会見には八重樫とソーサのほか、デビュー2戦目を戦う村田諒太(三迫)、東洋太平洋ライトフライ級王座決定戦に臨む井上尚弥(大橋)、そして東洋太平洋バンタム級タイトルマッチで激突する王者の椎野大輝(三迫)と挑戦者の岩佐亮祐(セレス)が一同に会すとあって、大勢の報道陣が集まった。
挨拶に立った大橋会長
WBC調印式後の会見では、八重樫とソーサはともに最高のコンディションをアピールし、同席した大橋会長は「八重樫にとっては、次に繋がる意味のある試合」と位置づけた。
八重樫東
2度目の防衛戦に臨む八重樫は「今までとおりの充実したトレーニングができた。6日は僕が必ず勝ちます」と改めて決意。メインを張ることについては「ソーサに勝つだけ。(メインに)相応しいファイトをするだけです」と淡々と答えた。そのソーサについて大橋会長は「シャドーボクシングひとつをとっても、貫禄と風格がにじみ出ている。かつて自分と戦ったリカルド・ロペスに似たものを感じる」と無敗の世界4団体制覇王者を引き出し、その実力を認めた。
ソーサはこの余裕
一方、過去に5人の日本人選手と戦っているソーサは、八重樫について「これまでの日本人ボクサーと同じでパワフル」と評し、「きっちりと調整をしてきたチャンピオンと同じく、私も過去最高の仕上がりでモチベーションも高い。必ず良い試合になるだろう」と答えると、会見中にもカメラマンにポーズを取る余裕を見せた。
ソーサと八重樫
日本プロボクシング協会会長でもある大橋秀行会長は「第一試合からメインのような試合が続く。テレビでも多くの人が観ると思うので、感動を与えるような試合を期待したい」と述べ、また昨日のこともあり「計量失格とならないよう」と選手全員に釘を刺した。