ボクシングモバイルニュース
[試合後会見]2013.11.30

キマグレン榑井のデビュー戦

左:窪田 右:榑井
 28日、東京・後楽園ホールで開催されたDANGAN88の興行で、人気音楽ユニット「キマグレン」のボーカル、KUREIこと榑井勇樹(33=EBISU K's BOX)がプロデビューをはたした。榑井は詰めかけたファンの声援を背に、こちらもデビュー戦のサウスポー、 窪田晃則(25=SRS)と対戦した。
榑井は2度のダウンでKO負け
 ゴングと同時に積極的に前に出た榑井だったが、窪田の左ストレートをまともに浴びダウン。立ち上がるがダメージは残り、 コーナーまで詰められるとワンツーをまとめられ、崩れ落ちるとともにタオルが投入。僅か77秒の苦いデビュー戦となった。
試合後の榑井
 試合後の会見で「もうちょっとやりたかった」と唇を噛みしめた榑井は、ヘッドギアなしの実戦に「KOがどういうものか身を持って知った。これがプロの世界」とコメント。当初はライセンス取得だけのつもりでプロになったが、 敗れたことで「次をやりたい気持ちはある」と負けず嫌いの心にさらに火がついたようだ。
これがプロの世界
 翌日にライブを控えているという榑井は、最後に「僕をリングに立たせてくれた人たちに感謝します」と頭を下げた。
応援してくれた仲間に感謝
 一方、注目選手を相手にデビュー戦を制した窪田は「緊張しました。倒すことは考えていませんでした。 (KOは)たまたまです」と謙虚に答えた。
デビュー戦KO勝利の窪田