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[公開練習]2013.11.29

12月3日は統一戦

リボリオ・ソリス
 12月3日、日本ボクシング史上2度目となる2団体統一戦(WBA・IBF世界スーパーフライ級王座統一戦)がボディメーカーコロシアムで開催される亀田祭りのメインイベントとして行われる。29日、IBF世界スーパーフライ級王者・亀田大毅と王座統一を懸けてリングに上がるWBA世界王者・リボリオ・ソリス(ベネズエラ)が大阪市内のアポロジムで練習を公開した。
ソリス陣営
 練習公開前に会見をひらいたソリスは「今まで母国ベネズエラで準備は100%やってきたので全くコンディションに問題はない」と体調の良さをアピールしたWBA王者は「体重は後4ポンド(約2kg)で順調に来ている。日本は寒いが毎日早朝にロードワークし順応してきていると思う」と屈託のない笑顔をみせた。最後に「カメダのベルトも自分のベルトもベネズエラに持ち帰るよ、日本のファンには悪いけど」と意気込みを語り練習の準備に入った。
 練習を開始したソリスは練習場を提供したアポロジムのはからいでメキシコ音楽をききながら準備運動を始めると、ロープ飛び、シャドー、ミット打ち、パンチングボール打ちを笑顔をみせながら調整をすすめた。特筆すべきはパンチングボール打ちだ。渾身のパンチをボールにあて4R中2度ほど芯を外しただけだった。パンチの正確さは王者の実力を計るには余りあるものであった。
プロモーター マヌエル・ペレス氏
 練習を見守ったプロモーターのマヌエル・ペレス氏は「100%ソリスが勝つ。見たかあの正確なパンチを!こちらの王者の方が数段上だと思う。カメダには逃げずに打ち合って欲しい。試合が楽しみだ」と強気な言葉を残して練習会場を後にした。
決戦は12月3日