日本最重量級の戦い

　藤本京太郎が102.1kg、竹原虎辰104.4kg。
　計量を終え会見を行った両雄だが、終始、目を合わすことはなかった。
　相手の印象について質問が出ると、京太郎は「いつもそうですが、相手の事はなんとも思っていません」と素っ気なく返答した。 竹原が「最初の印象は、靴の色が左右違うなと思った。最近流行っているんですかね?」と記者に聞くが、「大塚初で流行らせようと思っているので、これからです」京太郎が割って入り笑わせた。

　京太郎は「眠いので早く帰って寝たいです 」と話すと「今はダルイですけど夜からピンピンしてくるので大丈夫です。来年は乗り越える壁がたくさんあるし大変な年になると思う。明日、試合に勝って、今年は遊んでゆっくりとしたいです」と語った。

　スパーリングのためオーストラリアに行っていた竹原は、「30Rほどスパーリングをしてきました。体重を落とす気はなかったが練習していたら落ちていました」と明かした。意気込みを聞くと、「日本ヘビー級タイトルができたのも藤本選手のおかげですね」と話すと「タフネス、パンチは自分の方が上回っていると思う。追い掛け回す展開になると思うが、最初から倒しにいくつもりです」と語った。