[採点表]2013.11.20
亀田VS孫の採点
亀田 興毅
19日、韓国の済州島で行われたWBA世界バンタム級タイトルマッチ、王者の亀田興毅(27=亀田)対挑戦者同級14位、孫正五(ソン・ジョンオ、32=韓国)の12回戦の採点が判明した。
採点表
この試合はWBAが試験的に取り入れているハーフ・ポイント制で行われた。韓国のテレビが伝えたところによると、ジャッジ三者の見解は2対1に割れ、そのうちのひとり、メキシコ人ジャッジは115.5対113.5で孫の勝利を支持。しかし、残りの二者は115対112、114.5対114で亀田を支持した。わずか0.5ポイント差の辛勝ということになる。亀田は渡辺二郎(大阪帝拳)、西岡利晃(帝拳)、三浦隆司(帝拳)に次ぐ日本人選手として4人目の海外防衛に成功した。
ソンの猛攻
判定2-1
115-112,114.5-114,113.5-115.5
今回、亀田陣営はハーフポイントシステムが、導入されることを聞かされていなかった。
115-112,114.5-114,113.5-115.5
今回、亀田陣営はハーフポイントシステムが、導入されることを聞かされていなかった。
興毅は落ち込んでいる
試合後に「自分のボクシングが出来なかった。もう一度、見つめ直したい」と、唇をかんだ興毅。日本を発つ前に開かれた公開練習では、原点回帰を誓い、敵地でのノックアウト勝利にも期待が寄せられていただけに、アウェイでの勝利にも笑顔はなかった。
俺がチャンピオンだ
「日本のファンだってわかるはず。判定には納得していない」と、試合後の控え室で怒りを露わにした挑戦者のソン・ジョンオ。地元の英雄がダウンを奪ったこともあり、チャンピオン防衛成功という判定結果に会場内からはブーイングが起きた。
試合後、傷の手当をうける興毅