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[動画・調印式・計量]2013.11.12

明日、女子最強決戦

両陣営の期待も大きい
 女子最強決戦を明日に控えた12日、東京・後楽園ホールの展示会場でWBA女子世界スーパーフライ級タイトルマッチの調印式が行われた。笑顔で会見場に現れた王者の山口直子(35=白井・具志堅)とは対象的に、元WBC女子世界ミニフライ級王者で現WBAスーパーフライ級2位の藤岡奈穂子(38=竹原&畑山)は、若干強張った表情で会見に臨んだ。
※試合の模様はネット番組「ユーストリーム、具志堅チャンネル」で4試合目からメインイベントまでライブ配信される。
山口のグローブチェック
 まずはじめに具志堅用高会長が挨拶を述べ、タイトルマッチの成功を願うと、竹原慎二会長も「藤岡は最高に仕上がった。倒し合いの試合となるはず」と好ファイトに期待した。
調印書のサインをする藤岡
 調印およびグローブチェックを無事に終えた両者は、明日の決戦に向けてコンディションの良さともに「盛り上がる試合にしたい」と抱負を語った。
藤岡は硬い表情
 山口は、アマ・プロを通じて日本人無敗を誇る藤岡について聞かれ「自分が勝つということは、もちろんそういうことでしょう」と藤岡に土をつけると強きの発言。対し藤岡は、3階級ジャンプでの挑戦を「未知の世界」と改めて表現しつつ、「注目されているという特別な思いもある」とここでようやく笑顔を見せた。
計量後、笑顔でポーズ
 引き続き行なわれた計量は、山口がリミットの52.16kgを若干アンダーの52.1kg、藤岡は余裕の300g下の51.8kgで一発パスとなった。
明日の健闘を称えあった
 明日13(水)、いよいよ日本女子の新たな歴史の幕が開く。