[試合後会見]2013.11.10
田中恒成、デビュー
現役高校生の田中恒成
10日、名古屋市内の名古屋国際会議場で開催されたSOUL FIGHTINGのセミファイナルに登場した「中部の怪物」田中恒成(18=畑中)のデビュー戦。プロ初戦がWBO世界ランカーのオスカー・レクナファ(インドネシア)を迎えての過去例のない試合。会場に詰めかけた1000人の観客席は興奮に包まれた。
次は三月
デビュー戦で、世界ランカーを相手に大差判定勝利をおさめた田中は畑中清詞ジム会長と会見を開き「たくさんの人達に応援してもらい、それを力に変えて良い試合ができたと思います」と18歳とは思えない落ち着きで「まだまだ1戦しかしていないので、これから誰よりも多くの人に応援してもらえるボクサーを目指します」と、抱負を口にすると、現役高校生の田中は明日は学校に登校するため早めに会場を後にした。
畑中会長も笑顔
畑中清詞会長は「120%の出来じゃないですか、正直デビュー戦に世界ランカーをあてるのは賭けだった。1Rにダウンを奪ってからは終始恒成のペースだったから安心してみていたよ。次戦は3月16日ここ(名古屋国際会議場)でやる、対戦相手はまだ白紙。でも、楽しい試合を組むことは約束します」と上機嫌で会見を終えた。