[世界王座統一戦発表]2013.10.25
IBF・WBA世界Sフライ級王座統一戦
リラックスして登場した大毅
亀田ジムは25日、次男でIBF世界スーパーフライ級チャンピオン亀田大毅(24=亀田)が12月3日にボディメーカーコロシアム(大阪府立体育会館)でWBA世界同級王者リボリオ・ソリス(31=ベネズエラ)と王座統一戦をおこなうと発表した。
王者の風格
いまや年末の風物詩となりつつある「亀田祭り 2013」~第14回東日本大震災チャリティーマッチ~ 今年のメインイベント は、ドリームマッチIBF&WBA世界スーパーフライ級王座統一戦・IBF王者・亀田大毅(亀田)対WBA王者リボリオ・ソリス(ベネズエラ)に決まった。
今年5月6日の河野対ソリス戦から
ソリスは今年5月、WBA世界スーパーフライ級暫定王者として当時の正規王者・河野公平(ワタナベ)を判定で破りWBA王座を統一した。身長163cm リーチ176cmの好戦的な右ボクサーファイター。19戦15勝(7KO)3敗1分。 長いリーチを生かしたテクニカルな一面ももつ31歳。
会見の模様
この日の会見は都内の亀田ジムでおこなわれた。まずTBSの代表質問で「きびしいマッチメークだが」の問いに大毅は「それは関係ない。人生は挑戦だから」とちらりと自信をのぞかせた。
WBA王者リボリオ・ソリス
続けてTBSからソリスの印象をたずねられると、5月6日に河野対ソリス戦を観戦している大毅は、「パンチをふってくる勢いのある選手」とし「これから寒くなるので減量もきつくなるが万全でのぞみたい」と答え
「自分は欲がないので一試合一試合よい試合をしたいだけ」と淡々と語った。
熱く語る大毅
さらに囲み取材で大毅は、「初防衛戦で強い相手と統一戦をできるとはラッキー」と目を輝かせると「自分はもうベテランなのでそう長くは選手を続けられない。自分が満足できればそこでやめるが、まだまだ満足してない。自分は特に刺激がいるボクサー。刺激がないとくさっていくから、これからは誰がみても強いとわかる相手と戦っていきたい。」と淡々と話した会見から一転。内に秘めた熱い思いを吐いた。