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[最強後楽園前日計量]2013.10.18

明日、日本王座挑戦者が決まる

 毎年、新春から春先までに開催されるチャンピオンカーニバル。日本チャンピオンが、最強後楽園トーナメントの優勝者を指名挑戦者として迎えるこのイベントは、ボクシングファンの楽しみのひとつ。来年のカーニバルで、日本王座に挑む挑戦者が明日の最強後楽園決勝戦で決まる。
 緊張感が高まる中、都内のJBC事務局で18日、最強後楽園決勝戦の前日計量が行われた。
 辰吉丈一郎と並ぶプロデビュー4戦目で日本王座についた井上尚弥(大橋)の出現や世界王座挑戦資格(※一部の特例を除き、世界王座に挑戦するためには、日本、または東洋太平洋王座獲得が義務付けられている)の厳格化に伴い、これまで以上に注目度が上がった日本タイトル。ファン必見、来年もボクシングを楽しむための最強後楽園決勝戦。お見逃しなく。
左:内藤・右:泉
最強後楽園決勝戦
Sフェザー級8回戦
日本Sフェザー級2位
泉 圭依知(18鴻巣)
※計量結果:58.9kg

日本Sフェザー級7位
内藤 律樹(E&Jカシアス)
※計量結果:58.9kg

■泉 圭依知(18鴻巣)
 「減量も順調で体調もバッチリです。まともにやっても勝てないので、僕の持っているボクシングに当てはまらない部分を磨いてきました。観て損をしない熱い試合をします。」
■計量後のコメント
 「魅せるボクシングは出来ないが、気持ちと手数で頑張ります。応援よろしくお願いします。」

■内藤 律樹(E&Jカシアス)
 「今は絶好調です。対策としては、相手の武器はスタミナだと思っているので、その部分。あとボディ攻めもあると思うので、ボディの強化はしています。減量も順調にできていて全く問題なしという感じ。」
■計量後のコメント
 「調整はバッチリ。怪我もなくここまできたので、あとはあることをやるだけです。」
左:中嶋・右:瀬藤
Sバンタム級8回戦
日本Sバンタム級2位
瀬藤 幹人(協栄)
※計量結果:55.1kg

日本Sバンタム級7位
中嶋 孝文(ドリーム)
※計量結果:55.0kg

■瀬藤 幹人(協栄)
 「体調コンディションは良い方だと思います。対戦相手については、前にスパーをやった事があるし、ビデオを観たり研究はしてます。パンチもあるし強い選手だと思います。」
■計量後のコメント
 「いい感じできました。後は全力を出すだけです」

■中嶋 孝文(ドリーム)
 「やれることはやってきてると思います。瀬藤選手は上位ランカーでビッグネームなので、勝って上にいきたいです。お互いタイトルリベンジという気持ちでトーナメントに出てると思うが、勝つのは僕です。対策としてはデカいのをもらわないように、防御に気をつけてます。」
■計量後のコメント
 「(体重は)ちょうどできたので、バッチリです。ベストを出せるようにやるだけです」
左:戸部・右:石崎
Sフライ級8回戦
日本Sフライ級2位
戸部 洋平(三迫)
※計量結果:52.1kg

日本Sフライ級9位
石崎 義人(真正)
※計量結果:51.9kg

■戸部 洋平(三迫)
 「調子は良いですね。あとは体重だけです。相手はアマチュアのキャリアもあるし、自衛隊体育学校だし、僕より全然キャリアのある選手ですね。対策はないです、当日試合をしてどうするかという感じですね。」
■計量後のコメント
 「いつもどおりバッチリです」

■石崎 義人(真正)
 「勝つしか道はないと思ってます。」相手も大きいしうまい感じがしていますがプロは最後まで何が起こるかわからない。前半やられたとしても後半必ず頑張ります。この試合は「諦めない」ことが大事だと思っています。応援よろしくお願いします。」
■計量後のコメント
 「崖っぷちなので、なにも考えずにやります」
左:堀川・右:大内
■Lフライ級8回戦
日本Lフライ級3位
大内 淳雅(角海老宝石)
※計量結果:48.8kg

日本Lフライ級8位
堀川 謙一(SFマキ) ※計量結果:48.9kg

■大内 淳雅(角海老宝石)
 「コンディションは普通です。悪くもないし良いこともないし、いつもこんな感じです。関西でやってたことがあったので相手のことは知っています。対策はほとんど考えていません自分のボクシングをするだけです。判定でもKOでも、内容はなんでもいいので勝つことだけにこだわっています。」
■計量後のコメント
 「減量はうまくいきました。できれば、KOで勝ちたいですね」

■堀川謙一(33=SFマキ)コメント
 「勝ったらタイトル戦。年齢的なこともあるし、過去4度タイトル戦をやらしていただいていますし、ラストチャンスやと思っています。ココをしっかり勝って相手が誰で有っても自分のボクシングをしてタイトル戦に臨みたいと思います。僕が勝ちます!」
■計量後のコメント
 「減量はきついけど一発でいけたんでよかったです」

 ※8回戦でわれる予定だったスーパーウェルター級の決勝戦は、佐々木 左之介(ワタナベ)が棄権したため、十二村喜久(角海老宝石)だけが計量を行い69.8kgで無事クリアした。