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[試合後会見]2013.10.6

心機一転 小國の再起戦

左:岩崎 右:小國
 東洋太平洋スーパーバンタム級王座陥落から7ヵ月。小國以載(25=角海老宝石)は5日、ジム移籍を経てたどり着いた再起戦に臨んだ。
 後楽園ホールで拳を交えたのは日本同級4位の岩崎悠輝(25=新開)。一度は引退を示唆したが、気持ちも新たに主戦場を関西から関東へと移した初戦。どのような展開をみせたのか。
試合後の小國
 7ヵ月ぶりの復帰戦を技術の高い戦い方で制した小國は、控え室に戻ると「いや~前半は固かったですねえ。3R以降は普通にいけましたが、リングに上がる前はイップス(緊張からくる震え)みたいになってましたわ」と聖地のリングに上がる緊張を語った。そして「技術的なものの底上げはできたと思うけど、上に行くにはまだまだやらないとダメですね」とさらなるレベルアップを誓った。「一回見た景色はもうええんで、世界のベルトを巻けるように頑張ります」と気持ちを新たにしていた。
試合後の岩崎
 一方、敗れた岩崎は「完敗ですね。あまり小國選手がプレッシャーをかけてこなかったので自分からいったんですけど、技術の差は歴然でした。でも、いい時期にいい経験をさせてもらったと思います。できればいつか再戦してもらいたいです」とサバサバした様子で控え室をあとにした。
狙うは世界のみ