[ニュース]2013.9.25
湯場vs十二村が決定
湯場vs十二村、再び
史上初の日本5階級制覇王者で現日本スーパーウェルター級王者、湯場忠志(36=都城レオS)の初防衛戦が11月29日(金)、1位の十二村喜久(29=角海老宝石)を迎え、後楽園ホール開催のDANGAN興行で行われることが24日に分かった。
日本5階級制覇の湯場
湯場と十二村はこれが2度目の対戦となる。前回、今年2月のノンタイトル戦では、湯場が判定2-1で接戦に勝利し、その後一戦を挟んで8月に行われた王座決定戦で、切間庸裕(折尾)を1RKOで下し5階級目のベルトを手にした。
十二村、リベンジに向け
僅差で敗れた十二村は、すぐに今年の最強後楽園にエントリーし、前日本ミドル級王者の佐々木左之介(ワタナベ)を相手に決勝を戦うはずであったが、佐々木が網膜剥離により戦線を離脱した為、事実上の指名挑戦者として湯場へのリベンジを待っていた。今回が3度目の王座挑戦となる十二村は、前戦で湯場をあと一歩のところまで追い詰めていただけに、試合間隔が空いた今回は万全の準備をしてくると思われる。
小原vs蓮沼
また、十二村の同門で日本スーパーライト級2位、蓮沼テツヤ(33)の日本王座挑戦も決まった。タイトル初挑戦となる蓮沼は、十二村の試合から10日後の12月9日(月)、同じく後楽園ホール開催のDANGAN興行で、王者の小原佳太(26=三迫)のV2戦に挑む。蓮沼は今年3月の前戦で小原の同門、小竹雅元を判定で破り、日本ランク入りをはたした。
躍進なるか!?角海老宝石勢
夏の世界戦ラッシュが終り、秋から冬にかけては角海老宝石ジム勢の日本、東洋太平洋王座戦が立て続けに行われることになった。10月5日(土)は加藤善孝(28)の東洋太平洋ライト級王座初防衛と、日本ウェルター級王者の高山樹延(27)のV2戦が、11月25日(月)には日本ヘビー級王者の藤本京太郎(27)の初防衛戦、そして29日の十二村、12月9日の蓮沼と、日本最多の現役ランカーを抱える同ジムは年内、現在分かっているだけでも5つのタイトル戦を予定している。