[動画・試合後会見]2013.9.15
注目された大一番を終えて
注目された大一番を終えて
近年最大級のビッグマッチ、WBA・WBC世界スーパーウェルター級タイトルマッチとしてフロイド・メイウェザー(米)対サウル・アルバレス(メキシコ)が14日(日本時間15日)、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで行われた。試合後にアリーナに隣接するメディアセンターで両選手が会見を行った。
メイウェザーvsアルバレス
メイウェザーに初黒星を付ける期待を背負ってリングに上がったアルバレス。しかし、試合は終始メイウェザーがコントロールし、判定は意外にも2-0のマジョリティ・デシジョンとなったが、メイウェザーが格の違いを若き王者に見せつけた。
サウル・アルバレス
試合後に両選手が世界中から集まった記者の待つメディアセンターで会見を行った。
アルバレス「こんばんは、集まってくれた皆様と応援してくれた皆様に感謝しています。負けたくなかったですし、敗者として帰ることは辛いです。メイウェザーのスピードは早かったですが、パワーは感じませんでした。作戦を遂行しようとしたのですが、何もさせてもらえず、それに対する答えもありませんでした」
アルバレス「こんばんは、集まってくれた皆様と応援してくれた皆様に感謝しています。負けたくなかったですし、敗者として帰ることは辛いです。メイウェザーのスピードは早かったですが、パワーは感じませんでした。作戦を遂行しようとしたのですが、何もさせてもらえず、それに対する答えもありませんでした」
抱き合う両選手
アルバレスの会見中にメイウェザーが会見場に現れ、アルバレスと抱き合い言葉を交わしてからマイクの前に立った。
メイウェザー「アルバレスは強いチャンピオンで、いずれボクシング界を引っ張ってくれます。今夜の試合は経験が結果を大きく左右しました。今夜は私に運も向いていました。(ワンサイドの戦いだったが)チャンスがくるまで時間をかけて待ちました。この試合が過去最高のパフォーマンスだとは思っていません」
メイウェザー「アルバレスは強いチャンピオンで、いずれボクシング界を引っ張ってくれます。今夜の試合は経験が結果を大きく左右しました。今夜は私に運も向いていました。(ワンサイドの戦いだったが)チャンスがくるまで時間をかけて待ちました。この試合が過去最高のパフォーマンスだとは思っていません」
フロイド・メイウェザー
また、女性ジャッジのC.J.ロス氏が114-114のドロー判定した件についてメイウェザーは、「パッキャオ対ブラッドリー戦もジャッジした(115-113ブラッドリー)と聞いてはいたが、ネバダ州アスレチック・コミションは世界で一番優秀なコミッションなので彼らの判断に任せる。コミッションが彼女にジャッジを任せるというのであればそれに従うしかないよ」
リチャード・シェイファー氏
ゴールデンボーイ・プロモーションズのリチャード・シェイフアー代表も判定の件について「普段はジャッジのことでコミッションには電話はしないが、今回は世界中が観る注目の試合なんだから、疑惑の判定など起こらないようにしてくれと言ったんだが、判定は酷いものだったよ」と語った。