ボクシングモバイルニュース
[試合後会見]2013.9.3

モデルチェンジ間近

新チーム結成
 これまで32戦のキャリアを積み重ねてきた渡部あきのりが3日、野口ジムに転籍後初のリングに上がった。
渡部あきのり
 「再デビューのつもりでリングに上がった」と話した渡部は、高松市のサンメッセ香川で開催の亀田大毅のIBF世界スーパーフライ級王座決定戦の露払いのリングで、積極的に仕掛けるボクシングを披露した。
再デビュー
 「ジムを移籍したので環境が変わって、緊張した」と大差判定勝利にも笑顔はなく「試合まで急ピッチで仕上げたので、こういう結果になった」と反省の弁を続けたが「まだまだ伸びるということ。試合が決まってから時間はなかったが、トレーニングは充実していたし楽しめた。次はフルモデルチェンジした姿を見せます」と完全復活への第一歩を踏み出した。
 野口ジムの野口勝会長は、下を向く渡部に目を向けると「いいところを見せようと力んでたね」と微笑むと「今回は、亀田ジムから声をかけてもらったことに感謝しています」と話すと「楽しみながら、上を狙わせたい」と目を輝かせた。
 新チーム渡部あきのりに期待したい。
イグナシオ
試合を終えて、リングサイドで大毅の世界戦を観戦していたイグナシオは「パンチが強かったので余裕なかった」と渡部の印象を語ると「すごくいいボクサーだ」と渡部を称えた。