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[ランキング]2013.8.28

日本ランク、村田が1位に

井上と村田
 日本ボクシングコミッションは28日、8月度の日本最新ランキングを発表。今月25日に田口良一(ワタナベ)を判定で破った井上尚弥(大橋)がライトフライ級王座につき、また東洋太平洋ミドル級王者の柴田明雄(ワタナベ)を2RTKOで下し、衝撃のデビューをはたした村田諒太(三迫)が一気にミドル級1位にランクされた。なお、井上に敗れた田口は、今回のランキングでは名前が消えた。
8/5小林タカヤスを下した森川
 ほか、ミニマム級は10位の山本浩也(全日本P)が今月12日にライトフライ級ランカーの山口隼人(TEAM10COUNT)に敗れ圏外に消えた。
 ライトフライ級は11位の守屋和明(石川)が落ち、フライ級は世界ランクを有する2位の李明浩(大阪帝拳)、4位の池原繁尊(横浜光)の名前が消えた。また、10位の久保幸平(セレス)がスーパーフライ級に上げ、新たに清水裕司(松田)が9位にランクされた。スーパーフライ級は久保が11位に入り、さらに10位に森川真一郎(VADY)、12位に石川貴章(角海老宝石)が新たにランクインした。
片桐は後藤に勝利し、念願のランク入り
 バンタム級は、先月27日にマカオで世界ランカーの敗れた4位の冨山浩之介(ワタナベ)が消え、フェザー級は、7位の後藤俊光(金子)から金星を上げた片桐秋彦(川崎新田)が9位に入った。スーパーフェザー級は、王者・金子大樹(横浜光)への挑戦に失敗した11位の大村光矢(三迫)が外れ、代わって世界ランカーの玉越強平(千里馬神戸)が5位に入った。
あの土屋をボディで倒した中谷
 ライト級は徳永幸大(Woz)がスーパーライトから階級を下げ5位にランクイン。土屋修平(角海老宝石)との東西ホープ対決を制した中谷正義(井岡)が11位から6位に上げ、土屋は6位から12位に下がった。
湯場は切間を初回KOで下し5階級制覇
 ウェルター級はジムを移籍し、東洋太平洋同級王座を返上した渡部あきのり(野口)が2位に入り、約2年ぶりにリングに立った大川泰弘(ワタナベ)が4位の有川稔男(川島)を破り復活し、6位につけた。有川は9位に。
 スーパーウェルター級は湯場忠志(都城レオスポーツ)が新王者となり、十二村喜久(角海老宝石)が1位に。ミドル級から階級を下げた下川原雄大(角海老宝石)が4位に入り、ウェルター級から上げた長島謙吾(角海老宝石)が7位に入るなど角海老宝石の名前が目立つ。また、前回7位の庄司恭一郎(戸高)がランクから消えた。
中川は胡に7RKO勝ち
 ミドル級は中川大資(帝拳)がチャンピオンの座につき、引きずり降ろされた胡朋宏(横浜光)は5位。また、1位の村田諒太(三迫)に次ぎ、元WBA世界スーパーウェルター級暫定王者の石田順裕(グリーンツダ)が2位に上がった。
 スーパーミドル級は、先月ドイツでのWBO世界挑戦に失敗した元東洋太平洋同級王者の清田祐三(フラッシュ赤羽)が1位にランク。最後に56年ぶりに復活したヘビー級王座には、藤本京太郎(角海老宝石)の名前が刻まれた。