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[ニュース]2013.8.20

三浦が凱旋

三浦が凱旋
8月17日に挑戦者、セルヒオ・トンプソンの地元カンクン(メキシコ)で、自身初の防衛戦に挑み、見事判定勝ちを収めたWBC世界スーパーフェザー級王者、三浦隆司(帝拳)が20日早朝、葛西トレーナーとともに帰国した。
予定より1時間早く到着した三浦は、到着ロビーで出迎えた関係者と記者団の顔を見るなり、ほっとした表情を浮かべると、快く帰国後最初の取材に応じた。
お疲れ様でした
「予想以上にパンチが硬かった」と初防衛戦の挑戦者、トンプソンの印象を語った三浦は「アッパーがいけると思って狙い過ぎて、前に出たら不用意なパンチをもらってしまった」と反省する一方で「試練を乗り越えた。今後の自信につながる」と充実感を口にした。
入場時にはブーイングを浴びるなどアウェーの洗礼を受けたという三浦だが、帰国までの経由地ロスの空港では地元ファンやメキシコ系のファンから写真攻めにあうなど、称賛を得たという。
まずは、温泉。
まずは温泉につかってゆっくり休みたい、と話した三浦だが、試合の1ヶ月前に傷めていたという左肘の具合と身体の回復をみて11月ごろには、二度目の防衛戦のリングに上がる可能性もあると明かした。
試合後には三浦とともに脱水症状を起こしていたという葛西トレーナーは「最後まで倒そうとする闘争心が続いたのが勝因」と、笑顔でチャンピオンを称えた。