[公開練習]2013.8.13
灼熱の大阪
秘密のシューズ
9月11日に大阪府立体育館(ボディメーカーコロシアム)で開催されるダブル世界戦のリングに上がるWBA世界ライトフライ級王者・井岡一翔と同ミニマム級王者・宮崎亮(共に井岡)が13日、大阪市内の井岡ジムでスパーリングを公開し、灼熱の中で大粒の汗を流した。
宮崎亮
31日にメキシコで世界挑戦する角谷淳志(金沢)と5R、昨日来日したフィリピン人の練習パートナーと3R、計8Rのスパーリングで一翔が汗を流すと、宮崎も昨日来日したフィリピン人のパートナーを相手に6Rのスパーリングを公開した。
練習パートナー
今年の夏の世界戦を締めくくる両者は、来日したばかりのスパーリングパートナーを相手に鋭いパンチを浴びせた。
防衛戦は9月11日
一翔よりも先にジムを訪れた宮崎は、練習前に会見を開き「夏の方が減量はやりにくいですね。練習のペースをあげていくところでバテてしまいますからね」と体重調整の難しさを口にしたが「ボクサーなんでね、試合前にはキッチリ合わせますけどね」と3度目のミニマム級戦に自信を見せた。
調整は順調
今回の練習から取り入れたという片方3.5kgのトレーニングシューズを公開すると「これホンマにきついですよ。でも、これで試合の時に自由に足が運べるはずです」と秘密兵器の効果に期待を寄せた。
井岡一法会長
続いてジム入りした井岡は、会見の席に着くと「毎回同じですけど、対戦相手どうこうではなく、この時期は自分自身がいかに自分自身の限界を越えられるか」と、これまでの調整と変わらず「夏の暑い中、集中力をいかに保って上げていくか、しっかり準備したいと思います」と世界王者の風格を漂わせ練習に入っていった。
井岡一法会長は「一翔はちょっと夏バテ気味やけど、しっかり準備させてるし、本人もよく自覚してるから大丈夫やろ。宮崎にはあの重いシューズで体力と動きまわれる足を作っていく。昨日くらいに52kgに持っていく約束やったけど55kg切ったくらいやからなあ」と自信と不安の両方を吐露した。
井岡一法会長は「一翔はちょっと夏バテ気味やけど、しっかり準備させてるし、本人もよく自覚してるから大丈夫やろ。宮崎にはあの重いシューズで体力と動きまわれる足を作っていく。昨日くらいに52kgに持っていく約束やったけど55kg切ったくらいやからなあ」と自信と不安の両方を吐露した。