[動画・前日計量]2013.8.2

ダブル日本タイトル戦決行

王者・金子大樹(横浜光)

　3日、後楽園ホールで開催される「ダイナミックグローブ」の前日計量が、都内にあるJBC事務局にて行われた。
　今回の興行で注目となるダブル日本タイトルだったが、計量でのトラブルで一部契約変更となった。

■日本Sフェザー級タイトルマッチ10回戦
王者・金子大樹(横浜光)VS挑戦者・大村光矢(三迫)
■日本ミドル級タイトルマッチ10回戦
王者・胡朋宏(横浜光)VS挑戦者・中川大資(帝拳)
■日時:8月3日(土)
■会場:後楽園ホール
※動画は後ほど

胡朋宏(横浜光)

　セミファイナルとして行われる日本ミドル級タイトルマッチは、王者・胡朋宏(横浜光)、挑戦者・中川大資(帝拳)の両者が72.3kgで計量をパス。
　初防衛戦となる胡は計量を終え「とりあえずホッとしています。コンディションは絶好調です」と笑顔をみせた。「相手はベテランだし、前から知っている印象だった。少し体が大きくなった気がしました」と中川選手の印象を話すと「これからしっかり栄養を摂って明日、良い試合ができるようにコンディションを作りたい」と意気込みを語った。

中川大資(帝拳)

　3階級制覇を狙う中川は、「胡選手は、チャンピオンの風格があって強そうでしたね」と話すと「あとは試合で結果をだすだけです。コンディションもバッチリだし、作戦、対策もしっかり練ってきました」と意気込みを語った。

金子大樹(横浜光)

　メインで行われる日本Sフェザー級タイトルマッチに出場する、挑戦者・大村光矢(三迫)がウエイトオーバー。再計量に挑むもクリアはならず。両陣営とJBCでの会議の結果、日本タイトルマッチとして興行は行うこととなった。王者・金子が勝利すれば防衛記録が付加、挑戦者・大村が勝利すれば王座は空位となる。さらに、大村選手には当日計量まで63.0kgの制限がペナルティとして与えられた。

金子大樹(横浜光)

　58.8kgで計量をパスした王者・金子大樹(横浜光)は「やっと食べれるので一安心です。しっかり万全に体調管理をしてきたのでコンディションはバッチリです。やることはやってきたので明日全力出すだけです」と話し会場を後にした。

大村光矢(三迫)

　仮計量で規定体重(130P/58.97Kgまで)を上回った大村光矢(三迫)は、1時遅れで計量に挑むも60.5kg。身体への影響も懸念され再計量は断念した。放心状態で座り込んでいた大村は「プロとして失格です」と力なくコメントした。