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[意気込み]2013.7.31

金子「借りは返します」

金子 大樹
 金子大樹(25=横浜光)には忘れたくても忘れられない戦いがある。07年12月、初6回戦で対峙した大村光也(32=三迫)との試合だ。2回にダウンを奪ったものの5回2分59秒TKOで敗れているのだ。あれから6年。ふたりは日本タイトルをかけて再戦することになった。借りを返し、世界戦線に名乗りを挙げるため、日本スーパーフェザー級王者として金子は4度目の防衛戦に臨む。
世界への試金石となるか
日本Sフェザー級王者
金子 大樹(横浜光)
■4度目の防衛戦、どんなテーマを持っていますか。
金子 より世界に近づく試合にしたいですね。周囲から「もう金子は世界に進んでいいんじゃないか」と評価してもらえる戦い、世界レベルと感じてもらえる試合をしたい。

■大村選手には6回戦のときに黒星を喫しています。リベンジの気持ちはありますか。
金子 リベンジの気持ちは、もちろんあります。今でも大村選手に負けたときのことを思い出します。あの敗戦は、僕の悔しさの根っ子になっていますから。こうして試合をする機会をもらった以上は、しっかりと借りを返します。
判定決着はない!
■大村戦の注目ポイントはどこになりますか。
金子 アメリカに1ヶ月ですが武者修行にいき、この大村戦で少しでも強くなった姿をみせたい。心技体で逞しくなった金子大樹を披露したいですね。この戦いに判定はありません。KO決着になるでしょう。

■最後に大村選手へメッセージをお願いします。
金子 お互い勝っても負けても後悔のない試合をしましょう。100パーセントの力を出し切り、最高の戦いで後楽園ホールを盛り上げよう。

「ボクモバの目」
 大村にリベンジを果たしたならば、金子は「次はチャレンジマッチ的な試合をしたい」と語った。4度目の防衛戦、金子大樹は世界を感じさせる戦いをすることができるのか。