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[意気込み]2013.7.31

胡「若さとパワーで」

胡 朋宏
 胡朋宏(25=横浜光)は鬼門と呼ばれる初防衛戦のリングに臨む。挑戦者にはウェルター級、スーパーウェルター級と日本2階級制覇を成し遂げ、3階級制覇に燃える中川大資(35=帝拳)を迎える。胡は難関を突破し、日本重量級戦線の主役であることをアピールできるか。
気負いはない!
日本ミドル級王者
胡 朋宏(横浜光)
■鬼門の初防衛戦を迎える心境は。
胡 タイトルを獲ってから時間が経っていますが、この試合が初防衛戦なんですね。僕と中川選手は年齢差があり、向こうはボクシングを熟知している。ベテランに対し、若さとパワーで対抗したい。中川選手を格上と思い、チャレンジスピリッツでガンガンいくだけですよ。

■中川選手は日本3階級制覇を狙っていますが。
胡 日本3階級を狙っているとか、僕には関係ありません。僕が警戒しているのは中川選手の粘り強さであり、後半にかけての強さですから。それとベテランの妙技に注意しています。
ガンガンいきます
■中川戦の注目ポイントはどこになりますか。
胡 前半戦で試合を終わらせるのが一番なんですが。僕はこれまでのキャリアで、6ラウンドまでしか経験していない。もし後半戦になり経験していない領域に入ったとしても、そのときの胡朋宏の戦いに注目してもらいたいですね。

■最後に中川選手にメッセージをお願いします。
胡 8月3日のタイトルマッチは僕が王者ですが、中川選手に胸を借りるつもりでいます。熱い試合をしましょう。

「ボクモバの目」
 王者の胡が25歳、挑戦者の中川が35歳と年齢の差は10を数える。ベテランの日本3階級制覇という野望を打ち砕き、自分の時代を築く瞬間が訪れるのか。