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[ニュース]2013.7.27

会見で軽妙なジョーク

向かい合った両雄
 WBC世界ライト級暫定王座決定戦を2日後に控えた25日(日本時間26日)、荒川仁人(31=八王子中屋)は同級3位のオマール・フィゲロア(23=米)とともに試合地の米国テキサス州サンアントニオで共同会見に臨んだ。
※荒川対フィゲロアは29日(月)夜9時からWOWOWライブで「タイムリー オンエア」として放送予定。
共同会見
 会見はプロモーターでもある元6階級制覇王者オスカー・デラ・ホーヤ氏の挨拶で始まった。コメントの順番が回ってきた荒川は「私にはベビーフェイス・スナイパー(童顔の狙撃手)というニックネームがありますが、見たらフィゲロアの方が童顔なので、そのニックネームを彼に譲ろうかと思っています」と話し、会場の笑いを誘った。これに対しフィゲロアは「私はタイトルを奪い取るために懸命にトレーニングしてきた」とシリアスな表情で話すなど、少々ナーバスになっている様子がうかがえた。
グローブチェック
 この日、荒川にとって朗報ともいえる事実が判明した。178センチとも180センチとも伝えられたフィゲロアの身長が、荒川と並んでもほとんど同じであることが分かったのだ。体格差を意識しなくていいだけでも大きなプラスといえる。この日は予備検診、グローブ・チェックも行われた。明日26日(日本時間27日)には公開計量が行われる。