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[ニュース]2009.6.30

最強後楽園開幕!!

 昨年からA級トーナメントの名称が変更され、優勝者は来年のチャンピオンカーニバルで日本王者への挑戦権が与えられる"最強後楽園"。今年はライトフライ級・スーパーフライ級・スーパーバンタム級・スーパーフェザー級・スーパーライト級・スーパーウエルター級の全6階級で挑戦権を賭け、いよいよ7月2日(木)・3日(金)に準決勝が開幕。10月11日(日)には決勝戦が争われる。
 果たして、今年はどんなドラマを生み、誰がチャンピオンカーニバルのリングにその歩みを進めるのか?当サイトでは7月2日・3日に行われる準決勝注目カードをピックアップした。
左:斉藤 右:須田
■7/2 Lフライ級
同級3位・斎藤直人(角海老)VS同級7位・須田拓哉(沼田)
斎藤のスピードと距離に対し、須田がどこまでプレッシャーを掛け距離を詰め、接近戦に持ち込めるかがポイントとなるであろう。ライトフライ級ながら、非常にスリリングな展開が予想される。

左:三浦 右:田内
■7/3 Sバンタム級
同級4位・三浦数馬(ドリーム)VS同級5位・田内絹人(横浜光)
前王者・三浦の復帰戦。再び王座に挑む為に負けられない戦いであるが、対する田内も昨年ランカー塩谷を破りランク入り。一気に日本王座挑戦権奪取を狙う若手成長株だ。互いの意地が激突する好勝負が期待出来る。

左:岡田 右:松崎
■7/3 Sフェザー級
同級4位・松崎博保(協栄)VS同級5位・岡田誠一(大橋)
松崎は昨年9月に王者・矢代に挑戦するが無念の4RKO負け。大会優勝で再び王座挑戦を狙って来るだろう。岡田が持ち前のパワーを前面に圧し出し挑めば、KO決着必死、ハードヒットな一戦となるはずだ。

左:松橋 右:池田
■7/2 Sウェルター級
同級9位・池田好治(宮田)VS同級11位・松橋拓二(帝拳)
サウスポー同士の激突。池田はここ2戦、負傷ドロー裁定により不完全燃焼な続いている。今大会で再浮上を狙う。対する松橋は、アキレス腱断裂から約2年半振りの今年2月、劇的KOで再起。KO勝率の高い両者だけに、激しい打撃戦が繰り広げられる。

 日本ランカーが日本王座挑戦権を掛けて戦う"最強後楽園"。今年の主役の座を掴むのは果たして…。