[ニュース]2013.7.14
8/25に向け村田が再渡米
空港での村田
8月25日に有明コロシアムで東洋太平洋ミドル級王者の柴田明雄(31=ワタナベ)とのプロデビュー戦が決まっている村田諒太(27=三迫)が14日夕方、集中トレーニングのため成田空港から渡米した。村田は約1ヵ月、師事するイスマエル・サラス・トレーナーとラスベガスで調整を続ける予定だ。
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ジーンズにTシャツ姿で空港に到着した村田は、待ち構えていた取材陣に囲まれた。試合に向けて米国でトレーニングするのは6月に続いて2度目のこととなるが、今回はデビュー戦の日時と相手が正式決定しているため、より実戦に即したものとなりそうだ。「日本でもそうでしたが、試合と同じように6Rから7Rのスパーリングを中心にやる予定です。サラスさんと映像を見ながら柴田選手のことを研究しますが、長い距離でプレスするような展開に持ち込みたいですね」と、すでにデビュー戦の戦法も具体的にイメージしている様子だった。そのためにもスタミナやペース配分が重要になるという認識を持っているという。「走ることひとつをとってみても距離を長めにしたり、ペースを落とさずにしたりと、考えてやるつもりです」。ヘッドギアと大きなグローブを着用して戦ったアマチュアと、プロの戦い方は当然異なってくるが、「プロはどうやって一発を入れるか、どうやって一発をもらわないように戦うかが重要になる。金メダリストの村田としてではなく、ボクシング好きの村田として日々新たな発見があって楽しい」とも話した。
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ロサンゼルス経由でラスベガス到着後、村田はサラス・トレーナーと合流し、米国でのプロモート契約を結ぶトップランク社の「トップランクジム」で汗を流すことになる。帰国は試合の15日前となる8月10日を予定している。